この記事では【ダンス・マカブル〜西洋暗黒小史〜 2巻 ネタバレ|聖なる怪物ジル・ド・レ編】という内容をお届けしていきます。
2巻は3つのテーマから構成されており、最初のテーマが「聖なる怪物ジル・ド・レ」編です。異常な”性癖”の持ち主だったジルが、プレラティによって洗脳される物語。
●2巻「聖なる怪物ジル・ド・レ」編のネタバレ
●感想・レビュー
●無料試し読みの紹介
これらについてまとめました。
この記事の目次
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ダンス・マカブル 2巻「聖なる怪物ジル・ド・レ」編のネタバレ
「あの紋章は前元帥の”ジル・ド・レ殿”だ!」
「豪華だなあ〜これじゃあどっちが王様なんだか」
ジル・ド・レは見るからにお金持ちという雰囲気が漂っており、各地にたくさんの領地を保有していました。
国民からは「国王陛下よりもはるかに金持ちそう」と言われていました。
1435年 オルレアン
この年のオルレアン祭は、ジル・ド・レが全面的に出資をして、今まで以上に盛大な祭りになっていました。
大掛かりな演劇や豪華なパレード、祝宴が数ヶ月間連日で開催。
この経費の全てを、ジル・ド・レが賄ったのでした。
中でも、<乙女>ジャンヌ・ダルクの活躍を讃える【オルレアン解放の聖史劇】は、格段に盛大ものとなりました。
費用の心配をする者もいましたが、ジル・ド・レは使っていない城を売ればいい、と楽観的に捉えていました。
その日の夜。
ジル・ド・レは劇でジャンヌ役を務めた男と2人でベッドに入りました。
”ジャンヌは、もういない”
ジル・ド・レはいなくなったジャンヌのことを想っている様子。
ジル・ド・レは男とジャンヌを重ねあわせて、男の身体を弄ります。
すると突然・・・ナイフで男の局部を切り取ってしまいました。
ジル・ド・レはそのまま、自分の”アレ”を男の肛門に挿入。
男は涙を流しながら、傷の手当を・・・!と叫びます。
が、ジル・ド・レは男の言葉に耳を向けません。そして・・・
男の腹部をナイフで切り裂いてしまいました。
「もう二度とするまいと誓ったのに・・・ひと月も経っていないのに・・・」
ジル・ド・レはこれが初めてではなさそうでした。
翌日、ジル・ド・レは再び新たな男性をジャンヌ役に抜擢していました。
”もう同じ過ちは繰り返さない”
そう心に誓うジル・ド・レでしたが・・・またしても犯してしまいそうに。
間一髪のところで、ジル・ド・レは理性を取り戻し、男を宿舎へ送るよう側近の「ユスターシュ」に頼みました。
男が部屋を出ようとするところを、ジル・ド・レは声をかけて呼び止めます。
そして、その男の首を切り取り、生首状態に。
その後、ジル・ド・レは生首と他の身体を繋ぎあわせ、再び犯し始めるのでした。
「わたしは・・・犯したかったので・・・殺したかったのだ・・・!ジャンヌを!!」
「<乙女>ジャンヌを・・・!!この手で・・・!」
ジル・ド・レは英雄などではなく、まさに”怪物”でした。
ジル・ド・レは1435年に「サン・ジノサン礼拝堂」を創設しました。この礼拝堂は大司教座の聖堂に匹敵するものでした。
ただ、ジル・ド・レの常軌を逸した濫費(らんぴ)のために、多くの資産と所領を売却していました。
そして、親族に訴えられ、国王から「禁治産者」とされるのでした。
「これがジル・ド・レ殿の城ですか」
とある人物がジル・ド・レの城を訪れました。
その頃、ジル・ド・レは食事をしながら、自らの過ちを責めていました。
”また抑えられなかった。また罪もない美しい少年を、犯して殺して弄んで・・・。だが、満たされぬ。こんなことのために私は生まれてきたのか・・・?!
そこに、側近のユスターシュがやってきて、先ほどの人物を紹介します。
その人物はジャンヌと全く似ていなかったのですが、ジル・ド・レはジャンヌと錯覚してしまいました。
「フィレンツェから参りました”フランチェスコ・プレラティ”です。」
自己紹介を終えたプレラティは、この国では禁じられている”錬金術”のことをジル・ド・レに問い詰めます。
これに怒ったジル・ド・レは、側近の「ポワトー」「アンリエ」に、プレラティを城中の男に犯させろ、と命令しました。
その夜、ジル・ド・レはプレラティのところへと向かいます、
そして、ジル・ド・レがプレラティを犯そうとすると・・・プレラティは一瞬の隙をついて、ジル・ド・レの肛門を弄びました。
「あなたは”ソドミア(肛門性交)”というものをわかっていない」
その後、ジル・ド・レは射精するよりももっと深い快楽を得るのでした。
プレラティはジル・ド・レに対して「錬金術は金のためではなく、禁じられているからこそやるのですよね」と尋ねます。
さらに続けて、「二つの道があります。より神に近い聖なる者となるか。より悪魔に近い魔性の者になるか。どちらになさいますか?」と尋ねました。
ジル・ド・レは”後者”を選びました。
美しい男の子を城に監禁しては、弄び殺害する、ということを繰り返し続けました。
さらに、プレラティ「もっと悪魔的に殺すのです」と言われたことで、殺害の仕方が以前にも増してえげつないものになっていきました。
肛門をナイフで切り裂いたり、熱した硫黄や水銀をかけたり・・・。
「プレラティこそジル・ド・レが召喚した悪魔」
1440年10月26日、ジル・ド・レは絞首刑の後、火炙りに処されました。
プレラティは終身刑となるものの、脱獄して別の大貴族に取り入りました。が、数年後に再逮捕されて処刑されるのでした。
ダンス・マカブル 2巻「聖なる怪物ジル・ド・レ」編の感想・レビュー
描写は歴史に基づいて忠実に描かれているとして、やっぱり残酷さがどうしても読後感の後味の悪さが印象強く感じてしまいます。試し読みで分かっていたとしても。グロい、血が飛び散るなど苦手な方は絶対に読まない方がいいです! 拷問器具もいくつか知ってはいたものの…いやー、それにしても今の時代の日本に生まれていて良かった(;´Д`)
西洋の歴史の現実を思い知らされます。 痛いものが苦手な方にはお勧めしませんが、そうでないなら面白いです。 エロも少しありますが、意図的な描写であり、絵としてはほぼ出てこないのでご注意を。
本当にこんなことあったん!?ってくらいえげつない拷問と虐殺の数々が淡々と繰り返されます。また胸糞悪いシーンもありますので、苦手な方は遠慮したほうがいいでしょう しかし昔は、これがあたり前のように行われるほど貴族も民衆も病んでいたのか、と思うくらい歪な背景と人々の描写には不思議と引き込まれました
レビューの低さもふまえて、グロさは覚悟の上で読みました。どーしても気になったので。確かにグロかったし、ストーリーも大したことなかった、、、。グリム童話やらホントにあった系の漫画で出尽くしてるんですね。絵は美麗でした。
怖いもの見たさで、買ってしまいました。西洋の昔話だと思い、読んでみると面白いです。
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