この記事では【青の母 3巻 徹底ネタバレ｜人形の絲子の身体がバラバラに】という内容をお届けしていきます。
青の母・コドク（蠱毒）・ドブメ（毒産女）の正体が明らかになった2巻。3巻ではさらに波乱の物語が・・・。
●3巻のあらすじ・ネタバレ
●感想・レビュー
●無料試し読みができるサイト
これらについてまとめました。
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青の母 3巻のあらすじ・徹底ネタバレ
本音が出たな・・・冬弥
「きゃははっ、きゃは」
明るい笑顔で笑い続ける人間の絲子、そして、後ろで不気味に立っているボロボロの人形たち。
人間の絲子は外に出て行ってしまいます。
絲子自身が追いかけようとすると、人形たちが邪魔をしてきます。が、冬弥が絲子に一言。
「裏口から出て追いかけるんだ」
冬弥を1人にはできない・・・と思ったものの、絲子は決意を固めて追いかけるのでしや。
絲子が出て行くと、フクロウが冬弥に呟きます。
【君の身体だけはちゃんと守らないと・・・か。本音が出たな冬弥】
絲子は何とか追いつきましたが、人間の絲子は足を怪我しているにも関わらず、驚異的なジャンプ力で木の上に登ります。
再び追いかけようとすると、周りの人形たちに抑えこまれます。
【このままでは壊れてしまう・・・】
私に触らないで！！！
絲子がもの凄い形相で叫ぶと、周りの人形たちがドサドサと倒れていきました。
一方その頃、小屋ではすずめが「お母さんを助けて」と空木にお願いしていました。
本来であれば山鬼であるすずめとドブメを追い払うところなのですが、空木はすずめのお願いを聞き入れることに。
なぜお願いを聞くことに・・・？
それは、すずめが【空木の子供だから】です。
空木の過去、椿との出会い
幼少期の空木は、一里塚から外に出ることができませんでした。
何一つ悪いことはしていないのですが、「物部家（もののべ）」の人間には全員「一里塚の牢獄」というアザが付いていました。
空木は両親・兄・姉・叔父と一緒に暮らしていました。
そして、暮らしていた小屋の奥の部屋には、腹の大きな女達が・・・。
「兄さん、青の母って何？」
空木は7歳の時に青の母の作り方を知りました。が、これは人殺しなのでは？という疑問を持つようになりました。
ただ兄から「何も考えるな」と言われます。
とある夜、父親が何者かによって殺されてしまいます。青の母に手を出したことが原因でした。
この人物とは・・・【冬弥】でした
さらに、冬弥は空木の家族全員に命令をします。
【殺し合え。家族全員で】
運良く生き残った空木と叔父。
殺される・・・そう感じた空木は冬弥に頭を下げ、生きることを許されたのでした。
そして、冬弥は1人の女とどこかへ行きます。この女は・・・絲子？
行き残った空木は、それから淡々と青の母を作り続けていました、
そんな中、三輪椿（みわつばき）という女性と出会います。
次第に椿に惹かれていく空木でしたが・・・「今度、青の母になる娘」と紹介されたのが椿でした。
そして、自らの手で椿を青の母にするのでした。
ただ、このままだと椿はドブメになってしまう。ドブメになった自らの手で再び・・・。
それだけは、と思い、空木は着物を着せて椿を外に逃がすことにしました。
ですが、椿はすずめを産んだ後でドブメになってしまいました。
空木の過去を聞いた冬弥は「お前が青の母を私物化していたことがよくわかった」
【空木、俺と遊ぼうか】と言います。
本性を表した冬弥、バラバラになる絲子
冬弥は刃物を持って老人の顔を切りつけます。さらに、狂気に満ちた顔ですずめを【君、山鬼なんだよなァ・・・】と一言。
そして、すずめの母親であるドブメを切り刻んでしまいました。
すずめは冬弥に襲いかかろうとしますが、冬弥の「止まれ、すずめ」という一言で身体が動かなくなってしまいます。
冬弥は【御山に愛されているから】こその力がありました
【誰も冬弥には逆らえない。だってこいつは・・・御山の子】
空木は「このままだとあの時と伊那路、みんな殺される」と危機感を覚えます。
ただ、空木は一つの疑問を抱いていました。
「冬弥、お前本当にあの御山の子か？俺が知ってる御山の子はもっと年齢が・・・」
【俺はあれから一度死んだんだよ。いや・・・殺されたんだ。あの糞餓鬼に・・・！！】
すると、森から絲子が・・・。
絲子は現状が飲み込めずにいました。
ですが、冬弥を信じなきゃ・・・という一心で、冬弥に近付きます。
すると、冬弥はおもむろに絲子の着物を脱がせ「さすが、俺が丹精込めて作った身体だ」と呟きます。
そして、絲子の胸に手を当てた次の瞬間・・・
人形の絲子の身体が粉々に砕け散ってしまいました。
このままでは意識が・・・「絲子！！しっかり意識を繋ぎ止めるんだ！！」
そういって絲子を支えたのは【フクロウ】でした。
フクロウは冬弥を突き飛ばし、空木とすずめをその場から逃しました。
絲子はどんどん意識が薄れていくものの、身体が動きません。
【身体ガ動カナイノ・・・】
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青の母 3巻の感想・レビュー
冬弥がまさかの!!!!!衝撃がでかすぎて一気読みしてしまった。エロいしグロいし絶望的。２巻までいろいろあったけど３巻で幸せの方にいかずに絶望につっぱしったな。いやー読みごたえがある。予想を越える展開で先は読めないし毎度驚きます。最後は絲子がかわいそすぎて泣いちゃいそうだった。でも絲子も何かあるんだろうな。続き読みたすぎる
冬弥視点で物語が進んでいたのですっかり主人公だと思ってたけど…まさかの展開。空木の回想から一気に立場が変わり絲子の体もバラバラに…。終始エロティックとグロさ、えげつない展開だけど、目が離せない引きの強さがある。
空木の過去編に衝撃を受けていたら、ラスト近くの展開にやられました。絲子さんがどんどん幸せから遠ざかっていくのが辛いです。フクロウさんの正体も気になります
[aonohahalive]エロとグロと因習まみれのこの舞台において、残滓がみせた切なくも残酷な形に、もう言葉がない。そこからはもう急転に次ぐ急転で価値観がガンガン揺さぶられて、ラストはあまりに衝撃すぎて、続きを読みたくないけどすごく読みたい。毎回言ってるけどすごいよこの人。
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