夢の雫、黄金の鳥籠の10巻を徹底ネタバレしました。
激動の時代を生きる、オスマン帝国皇帝スレイマンの第二夫人、ヒュッレム。争いばかりの後宮で彼女が見出した意味とは、決意の第10巻。
この記事の目次
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夢の雫、黄金の鳥籠 10巻の主な登場人物は?
- スレイマン1世:若く自信に満ちあふれたオスマン帝国皇帝。ヒュッレムを寵愛する。
- イブラヒム:オスマン帝国大宰相となる。スレイマンの妹ハディージェを妻にもつ。
- ヒュッレム:スレイマンの第2夫人。皇帝の寵愛を受けるもの、寵姫(ハセキ)と呼ばれる。
- ギュルバハル:スレイマンの第一夫人、皇子ムスタファの母。
夢の雫、黄金の鳥籠 10巻のあらすじ
ヒュッレムはついに、妾達の中で最高の位、寵姫(ハセキ)としての地位を手に入れた。
ヒュッレムが自分の子を皇帝にするため、そして後宮での地位を存続させるためには、イブラヒムの後見は必要不可欠なのだがイブラヒムとはすれ違っていた。
夢の雫、黄金の鳥籠 10巻のネタバレ
誰も殺されない、殺し合いをしない生活をするためには、スレイマンに愛され続けること、そして彼の右腕であるイブラヒムを息子の後見人にする必要があると、ヒュッレムは考えます。
ヒュッレムのお腹には、第二子が育っていました。必ずや次も皇子を産んで見せるというヒュッレムに、スレイマンは性別は気にしないと答えました。
そして彼女は元気な女の子を出産します。同じころ、イブラヒムの妻となったハディージェも男の子アタ・メフメトを生みますが、これはイブラヒムとの結婚前に付き合っていたイタリア人、アルヴィーゼの子です。
戦地からもどったイブラヒムは、自分がいない間に完成した屋敷で、アタ・メフメトに初めて会うことになります。
ハディージェは、イブラヒムにあなたの息子でないがどう迎えてくれるかと問い、イブラヒムは血統など気にしないとメフメトを抱き上げるのでした。
イブラヒムは大宰相として、後宮にも帰還のあいさつに行きます。そこで、第一皇子、ムスタファには礼節を示しあいさつをし、生まれたばかりの姫を美しいと褒めます。
ですが、第二皇子メフメトには何の反応も示すことができませんでした。それをみてヒュッレムはショックを受けます。
スレイマンの寝室で、心ここにあらずなヒュッレムに、何かあるのかとスレイマンは尋ねます。
そしてヒュッレムはイブラヒムが皇子をだきあげてくれなかったのはどうしてだと思うか、スレイマンは誰があとを継ぐべきだと思うかと尋ねるのでした。
それに対するスレイマンの答えは、イブラヒムの心境はイブラヒム自身に尋ねるべきである、そして皇位は優秀なもの、国を治める能力があるものが継ぐべきだというものでした。
ヒュッレムはひそかにイブラヒムを呼び出し、メフメトの後見を頼みます。ですが、イブラヒムの答えはNOでした。
国を治めるものの右腕として、自分の血が入っている可能性のある皇子を推すことは裏切りに他ならないと、だから必ず皇帝の子である皇子を産むようにと告げるのでした。
メフメト皇子の存在をなかったことにしようとするイブラヒムに絶望し、二人の間には完全に溝が生まれてしまいます。
月日は流れ、ヒュッレムは皇子セリムを産みます。
大宰相としてイブラヒムはセリムを抱き上げ、祝いの言葉を述べますが、ヒュッレムはセリムが本当に後見を受けられるのか、そしてメフメト皇子やムスタファ皇子を差し置いて皇位につけるのかと不安を募らせるばかりです。
夢の雫、黄金の鳥籠 10巻の感想
この巻でヒュッレムが、ついに覚醒しました。
争いの無い平和な生活を送るために、権力が必要であること、自分の子を守るためにはまずあ皇帝に愛され続けなければならないことに気付いたヒュッレム、まさに母は強しといった感じです。
スレイマンの寵愛を受け、だれもが望むハセキとしての地位を得てもなお、その権力を維持するためにはイブラヒムの後見が必要であり、一度は相思相愛になりながらも自分のもとを離れてしまった男に頼らなければならない状況はヒュッレムにとってけして楽な状況とは言えないでしょう。
イブラヒムもまた、たくさんの思いの中で揺れています。何よりも強いものはスレイマンへの忠誠心、一度の裏切りでヒュッレムを抱いてしまったため、自分の子供かもしれない皇子の存在に心を乱され続けています。
自分の息子ではないアタのことは受け入れられるのに、自分の息子かもしれない故に皇子のことを受け入れることが出来ないというのは、なんとも皮肉な状況です。
ヒュッレム自体もイブラヒムに言われて事の重大さには気づいたようですが、息子への愛情の方が勝っているようです。
ヒュッレムとイブラヒムの信頼関係は、この巻で完全に破綻してしまったように見えます。
それでもまだ、夫人と大宰相としての関係は続いていきますから、この後二人の関係がどう変化していくのか、そして皇子3人のだれが皇帝になるのか、まだまだ気になる点は沢山あります。
そして、物語の中心人物の一人でありながら、そのキャラクターがいつまでたってもつかめないのがスレイマンですね。
すべてを見越していて、ヒュッレムを自由にさせているのか、はたまた何もわかっていないただの道化に成り下がるのか、この時点ではどちらにもとれる状況です。
ですが、政治においては有能であり、また次の遠征先を目指す野心も持ち合わせていますから、このまま終わるようなキャラクターには思えません。
2017年10月現在、コミックスはここまでしか発行されていません。次の発行予定2018年春ごろとのことなので、それまで首を長くして待つしかなさそうです。
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