ドクムシ 4巻徹底ネタバレ｜無料試し読みあり

この記事では【ドクムシ 4巻徹底ネタバレ｜無料試し読みあり】という内容をお届けしていきます。

レイジーユキトシ、アカネーミチカが対峙し、またしても大きな修羅場を迎えそうな予感。果たして4人目の死亡者になる人物は・・・？

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ドクムシ 4巻あらずじ

出口を塞がれた廃校に閉じ込められて５日。トシオ、ユミに続いてタイチが殺され、残り人数は４人になった。タイチを操っていたのがミチカだと悟ったアカネは、ミチカを追い詰める。一方、助けを求めるためにユキトシの拘束を解いたレイジ。そんななか、廃校内にアカネの悲鳴が響き渡った――残り６５時間。さらに加速するサバイバルサスペンス！

ドクムシ 4巻徹底ネタバレ

ミチカの本性とは・・・？

2階の男子トイレでは、ユキトシがレイジを拷問していました。

「まさかキミがあんな行動に出るとはな」

レイジは話を聞いてとお願いしますが、ユキトシは全く聞く耳を持ちません。

しばらく拷問が続いた後、ようやくユキトシは話を聞きました。

「あ・・・あ・・・謝るから・・・ッ。オレはアンタを助けに来たんだよ・・・！」

その頃。

3−3では、アカネとミチカが対峙しています。

「それがアンタの本性ってワケね、ミチカ」

「どうあがいてもここじゃアンタはアタシに勝てないわ」

相手が子供ということもあり、強気に出るアカネでしたが・・・

ミチカの飛び蹴りを喰らい、奥歯が折れてしまいました。

「子ども子どもってうるさいわ」

アカネは一方的にやられてしまいます。

包丁を向けても全くひるまないミチカ。すると、ミチカは指輪から針を出し、アカネの首筋に”ブスッ”と一発。

これを喰らったアカネは、全身が痙攣を起こし、寒気や目のかすみなどの症状が出てきました。

「あなたはここから出るために戦っている。私は勝つためにここに来たの」

すると・・・

死んだはずのユミやトシオ、タイチが起き上がり、アカネのことを食べ始めました。

が、これは”幻覚”でした。

レイジはミチカの本性を知らないまま

【キャアアアア】

レイジとユキトシがいるトイレに、3階から悲鳴が聞こえてきました。

「アカネ・・・」

レイジよりもユキトシが先に反応し、真っ先に向かっていきました。

ユキトシが教室にたどり着くと、何かに取り憑かれたように歩くアカネが。

”何だよ・・・”

怒り・イラつきを感じたレイジでしたが、2人を置いて3−3へ入っていきます。

そこには血だらけに死体たちが。

そして、誰かが人を食べた形跡を見つけます。

”土鍋に包丁・・・「蠱毒」・・・！こんなの・・・ここに閉じ込めた奴らの思惑通りじゃないか・・・」

【ガサッ！！】

音の方を向くと、ブルーシートに隠れていたミチカが。

先ほどまでの表情とは違い、子どものような表情に戻っています。

「そうか・・・怖かったろ・・・」

ミチカを優しく包むレイジでしたが、レイジの腕の中でミチカは狂気じみた表情をしていました。

レイジは廊下にいるユキトシと話をしようとしますが、ユキトシはアカネの介抱に集中していました。

「喚くなら出て行け。君にできることなど何もない」

こう言われたレイジは、ユキトシのもとから離れて行きました。

＜傲慢＞
氏名：伊坂幸寿
年齢：28歳
身長：181cm
体重：65kg
血液型：B型
職業：サラリーマン（大手製薬会社勤務）

黒幕＆マリの父親登場

・・・コチラ本部。お疲れ様です、レンビ。

残りは4人・・・3日を切りましたね。今後彼らがどのように”覚醒”していくのか・・・

新たな”蠱毒の王”の誕生を楽しみにしています。

・・・バカバカしい。何が”蠱毒の王”だ。

スギウラレイジ・・・！

マンションの表札には「鎌田」という表札が。仕掛け人はこの鎌田のようです。

そして、なぜかレイジを恨んでいる様子。

どうやら、鎌田は”マリ”のお父さんのようです。

鎌田は白骨化したマリの死体を見て「おはよう」と挨拶をするのでした。

ユキトシもミチカの本性を知ることに

ユキトシはアカネの脈拍を確認していました。

どんどん脈が弱まってきている様子。

「紐をほどいたのは、お前だったのか・・・」

ユキトシは廊下にいたレイジに「タイマーを見てきてくれ」とお願いしますが、寝ているためか反応がありません。

が、レイジは寝た”フリ”をしていました。

ユキトシが離れた隙にアカネのもとへ行き、「よくもオレを殺そうとしてくれたな・・・！」と言いました。

「残り2日と10時間」

ユキトシはタイマーを叩き、なぜこうなった！？と自問自答していました。

すると、そこにミチカがやってきました。

が、すぐに走り去ってしまいます。

ユキトシはミチカを追いかけ、髪の毛を掴んで捕まえました。

「答えろ。あの教室（3−3）でアカネに何をした！？」

ミチカは叩かれても、膝蹴りを喰らっても何も話そうとしません。

そして、アカネにした時と同じように、指輪から針を出してユキトシに刺そうとしますが・・・

「やっぱりここか、オモチャの指輪」

ユキトシは指輪を奪い取りますが、どうやっても針が出てきません。

どうやら、針を出すためには”特定の回し方”をしなければならないようでうｓ．

すると、ユキトシはミチカの首を締め上げ・・・

「どうすればアカネは助かる・・・！？」と脅しました。

が、ミチカは突然笑い出しました。

そして、ユキトシの首筋に飛び蹴りを喰らわせ、教室から走り去っていきました。

「いい気味。もっともっと苦しむといい。それが”蠱毒”。毒虫たちの食い合いでしょ！？」

4人目の死亡者

ユキトシは”もっとアカネの中身を見てみたい”という欲望でいっぱいでした。

フラフラになりながらも、アカネがいる教室（3−2）へ向かうと・・・

教室の中では、レイジがアカネとセックスをしていました。

ビクン・・・ビクン・・・となっているアカネ。

「ア・・・アカネが・・・オレに・・・してくれって・・・」

怒りがこみ上げてきたユキトシは、レイジの股間を蹴り上げました。

痛みに悶え苦しむレイジ。

ユキトシがアカネに近付くと・・・

「アタシ・・・を、塞・・・いで・・・はやく・・・おねが・・・い・・・」

これを聞いたユキトシは、アカネが「自分を狂わす毒虫だったのか」と言います。

そして、そのままアカネの首を締め、殺してしまうのでした。

その後、ユキトシはレイジの首も締めました。

「首絞めにも2種類あってね、君も生と死の狭間を楽しめ」

”ゴッ”

なんと、ミチコが背後からユキトシの頭を殴りました。

ユキトシは頭から血を流し、その場に倒れこんでしまいます。

ミチカは指輪を探しますが、どこを探しても見つかりません。

「あの指輪を探しているな。あれがなければお前は男には勝てない」

そして、ミチカはユキトシに命じられるまま、レイジを引きずって教室の外に連れて行きました。

「次に会った時は、必ずレイジを殺す」

目を覚ましたレイジ。ミチカが助けてくれたことを聞くと、今度はオレがミチカちゃんを守る、と決意します。

レイジは教室の扉を壊し、トイレに持ってきて、バリケードのようなものを作っていました。

一方、ユキトシはミチカの指輪の構造を解明しようとしていました。

私、レイジくんが欲しい

残り25時間。

ミチカは突然、レイジにキスを・・・。

「私、レイジくんが欲しい」

そう言って服を脱いだミチカ。

と同時に、ユキトシも指輪の構造を解明しました。

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ドクムシ 4巻感想・レビュー

３人死んで残りは４人。一人は瀕死。過去に罪を犯したらしきメンバーが集められたと聞くと、みんな地獄に落ちるんだろう、どう落ちるんだろう、早く落ちて終わらせてくれモード。ロリ少女ミチカが大活躍。そして次巻も恐らく。

もーう、レイジが浅はかでクズでしょうもない。1ページごとに考えが変わるってアンタ。レイジの短絡さを的確に表現する描写で、作画担当の方すごいなと思う。昨日の敵は今日の友、お前のものは俺のもの的な、自分中心の解釈が光る。マリもそんな扱いしたんでしょ、というのが推して知れますが、実際のところどうなんでしょう。今後は指輪の争奪がキーになるのかな。唯一殺傷能力のあるツールだもんね。そしてただ一人、そんなものを持ち込めていたミチカは何者なんだろう。めっちゃ武闘派だし、性格も妙に強かだし。

物語はクライマックスへ。死にそうになった時、自分は果たしてこのような行動をとってしまうのだろうかと想像するとゾッとします…。

ユキトシの詳細な過去の提示と、レイジのクズ度が飛躍的に上がる巻。アカネとユキトシはお互いが初めて認めた異性だったんだろーなー。自らケリを付けるのもまた愛の形か……？初っ端からレイジの中身のなさにがっかり。原作で特にしょうもなかった「どうだぁ！どうだぁ！」は絵的に辛いからカットかと思いきや、これ以上ない情けないリメイクをされてて笑ってしまった。もう主役から当て馬に格下げだよ、レイジさん。原作を踏襲しつつ、オリジナル展開も惹かれる伏線が多く、引き続き追っていきたい。マリパパや7人の選定理由とかが特に気になる。